展示室コード : 663387DAW

OPEN部門 1位
『(L×R)ADder』
敗者復活
『§iriuS』
一般部門 1位
『保育参観』
BEST ROOKIES
『dandelion』
DD.K-ta 【技術力】
 技術力の総評では、得点の低いチームが得点を稼ぐために共通して必要な事項について説明致します。得点が低いチームと記載しましたが、高得点を得たチームでも当てはまる事項がございますので、全チームに読んでいただけたらと思います。

①基礎力を高める
 こちらに関してはEast地区の技術力の総評の「下位層に多く見られた点」部分をご覧ください。今大会では点数で言うと12点を越えているチームはミスに関わらず基礎力が安定し技も洗練されていると判断致しました。説明は省いていますが、基礎力を高める事が1番大事です。何事も基礎があっての事です。

②理解度を高める
 「理解度」というのは、今回皆様が作ったパフォーマンスにおける理解度、についてです。チームメイトとパフォーマンスの一つ一つの動きを研究しているチームはパフォーマンスを見るだけで伝わり理解度が高いと判断できます。理解度が高いと判断したチームは『保育参観』『dandelion』『(LxR)ADder』『§iriuS』『GALAPAGOS』です。理解度が高まると自然とミスは無くなってきますし、ミス後もリカバリーがスムーズに行えますので、自分含むチームメイトの癖、パフォーマンス自体の構造を研究し、理解度を高めてください。

③ミス時のリカバリー方法を1カウント毎で決めておく
 こちらに関しては『MoNe』を例として説明致します。ミスの数は多かったですが、そのミスのほとんどは4カウント後には復帰できています。これにより、その部分では何を見せようとしていたのかがジャッジ側に伝わり、技術力としては評価できます。ミスにより何がやりたいのかが伝わらず点数を付けてもらえないのはかなり勿体無いので、自分たちで考え得る全てのミスの対応をチーム内で共有しましょう。

 大会の結果発表時の総評コメントでも技術力以外で得点を稼ぎやすい方法について説明させていただきました。こういった事項はいわゆるレベルの高い地区では初歩的な部分ではないかと思います。全出場チームが当てはまるわけではありませんが、こういった初歩的な部分にも目を向けてパフォーマンス作りと練習をすると理想の点数が得られやすくなるでしょう。

 最後になりますが、観客の皆様、運営と会場スタッフの皆様、ジャッジの皆様、そして選手の皆様、本当にお疲れ様でした。個人的にですが、今回初めてNorth地区に参加しジャッジをさせていただき、他地区にはない団体の団結力を間近で感じることができ、大変価値のある経験をさせていただきました。ありがとうございました。
 
RUMI  【表現力】
 お疲れ様です。表現力を審査しました、RUMIです。

【一般・OPEN部門】
 一般部門高得点のチームは、「西公園20時」、OPEN部門高得点のチームは、「(L×R)ADder」と「Crow」です。「西公園20時」は特徴な楽曲を使いつつ衣装もシンプルで見やすさがあり、縄を飛んでいない人も同じ熱量で楽しんでいるのが伝わりました。
 「(L×R)ADder」は、ステージが明るくなった瞬間から表情や体の筋が洗練されていたので他のチームと差がつき、しなやかさと迫力を感じられる表現でクライマックスにかけての映画のような壮大なステージは感動しました。「Crow」は、何回も笑いました。高得点をつけたチームは共通して、お客さんにとって心配に感じてしまうような部分は少なく、観客としてのめりこみ続けられるというところと相手に訴えかける表情や縄外の動きも含めてつくりこまれていました。

【最後に】
 お客さんの立場になった時の想像を細かくしてください。会場の広さを把握して、一番後ろの席かつ視力があまり良くない人にも伝わるように体の中心から動ける安定感をつくってください。
曲は聞こえるけど振付や衣装はほぼ雰囲気でしか見えない人に伝わるものは、動きのリズムや、動きの大小にかかわらず強弱からでるパンチ感、他の観客の歓声が聞こえることによる高揚感等に限られていくと思います。そのくらいの気持ちで体の内側からでる表現方法を追求すれば、それより前の席の方にはジャッジ含め確実に莫大なエネルギーとして伝わります。
 あとは、自分の体の特徴を見てみてください。ヒトの体はお魚や昆虫等と比べて、使える部分で言えば多いです。指の本数は複数、頭は割と大きく、すわった首、筋やしわ等、使えるものが沢山あり便利です。パフォーマンスに適した体だと思っていますが、その中でも自分が動かしやすいと思う部分や特徴を中心に伸ばしつつ自分のチームに反映できる能力として磨いて、さらに輝いてください。
 選手の皆さん、今回それぞれの真骨頂、素敵なパフォーマンスを見せてくださり本当にありがとうございました。ダブルダッチを楽しんでください。
 
TASUKU 【構成力】
 出場された選手の皆様、そして大会関係者の皆様、お疲れさまでした。

■全体を通して
構成を考えているチームとそうでないチームは、大きく点数が開く大会となりました。点数が高いチームは、技の強弱に応じて、スピード感を意図的にコントロールしながらパフォーマンスを作り上げていました。大会で上位を狙うためには、できることをとりあえず頭から並べてしまう状態からの脱却を目指すことが大切です。
 特に本大会はステップとスピードはハイレベルなことに対して、それ以外の部分が、とりあえずの繋ぎになっている印象も受けました。自分達のチームの強みを理解した上で、観ている人の感情がどう動くのか?を考えながらパフォーマンス創りに励んでください。

■一般部門
 かなり点数を付けるのが難しい部門となりました。理由は全チーム共通して、魅せきって欲しい場面で惜しいミスが多かったことです。JAPAN大会に行くチームは、ぜひミスを減らして、より素晴らしいパフォーマンスが見られることを期待しております。

■OPEN部門
高得点を付けたのは以下のチームです。
『(L×R)ADder』
 一貫した和のテイストに加えて、目を惹くフロア、アクロバットの畳みかけによって、パフォーマンス中に何度も驚きを与えることができていました。
『§iriuS』
 個々人の強みを理解した上で魅せ場を気持ちよく散りばめることができていました。特にスピードステップは見応えのある内容でした。

 JAPAN大会に出場されるチームの方々は、自分たちのパフォーマンスに磨きをかけて、さらに進化した姿を楽しみにしております。
 
TO-MA 【オリジナリティ】
 今大会でオリジナリティを審査させていただきましたTO-MAです。審査基準はルールに記載されている通りです。

●高得点チームについて
一般部門では【保育参観】に13点、OPEN部門では【(L×R)ADder】に16点の最高得点を付けました。

【保育参観】
 第一印象は「チーム名の通り!」でした!可愛らしい振付やダブハリの時に体育座りで待っていたり、独特の世界観があり、見ていてほっこりハッピーな気持ちになりました!

【(L×R)ADder】
 始まった瞬間の揃った振りから最後まで雰囲気の統一されたパフォーマンスでした。スリンキーのような動きやキャタピーの取り入れ方などが面白く、ところどころで「おっ!」と驚く瞬間がありました。僕の中では、一度空中で反った後の前転がベストムーブでしたね!

●全体を通して
 今大会は最高得点以外のチームでも、金や銀のキラキラしたジャケットやパンツ、和をイメージしたようなものなど、衣装に力を入れるチームが多いように感じました。それはオリジナリティで高得点を狙うにあたり重要なポイントになってきます。しかし同時に、もっとムーブを魅せてほしい!とも思いました。
 一見新しそうでも見たことのある技が多かったので、例えばその技の最中に衣装を使ってみたり、技をした後に衣装を強調させるようなアピールをしたりすると、技×衣装となり、オリジナリティの得点は上がりますね!
 少し視点を変えて自分達のパフォーマンスを見直してみると、より良いものに洗練されていくと思います!!

●おわりに
 選手の皆さんお疲れ様でした!North大会は個性的なチームも増えてきて、ジャッジをしていてワクワクしました!
次回は更にレベルアップした大会になると思いますので、楽しみにしています!

 ありがとうございました!
 
Yu-TA 【完成度】
・はじめに
出場された選手の皆様、大会に関わってくださった皆様お疲れ様でした。完成度のジャッジをさせていただいたYu-TAです。審査基準に関してはHPをご覧ください。

・高得点チームについて
 一般部門で最高得点をつけたチームは「西公園20時」でした。ステージを余すことなく使用し、ロープ外のメンバーの振りも作り込まれており全員の伝えたいことがより一層伝わってきました。
 オープン部門で最高得点をつけたチームは「(L×R)ADder」でした。曲と振り付けが調和しており、そして4人全員が揃った動きをしていました。チーム全体としてのまとまりが感じられました。そしてフロア、エアー等の難易度の高い技をミスなく通し切っていました。ぜひJAPAN大会ではノーミスを出して欲しいです!

・全体を通して
 今大会、見せ場を通しきれていないチームが多かった印象があります。ミスをした後諦めずに表現する姿は勇ましく感じましたが、完成度という項目からすると各見せ場でミスをしてしまうことで点数が伸び悩む結果になります。優勝した「(L×R)ADder」、ベストルーキーズ賞を受賞した「dandelion」は共に見せ場を通しており、ミス数も少なかったです。
ノーミスにこだわって下さい。ノーミスが当たり前の状態までこだわり続けて下さい。こだわりすぎて悪いことはありません。

 最後になりますが、学業や仕事に携わりながらの練習非常に大変だったと思います。今回参加した全チームにrespectを込めて総評を終えたいと思います。お疲れ様でした!


   



 
【 会場内観覧チケット販売期間 】 2023年08月17日(木)12:00 ~ 09月 09日(土)15:00まで
【 Live配信チケット販売期間 】 2023年08月17日(木)12:00 ~ 09月 15日(金)23:59まで
当日券をお求めの場合もLivePocketのアカウントが必要となりますので、予めご準備いただくようお願い申し上げます。
前売り券 ¥2,000 当日券 ¥2,500
前売り券 ¥1,500 当日券 ¥2,000
LIVE配信 一律 ¥2,000

チケットページの【ご購入の前に必ずご確認ください】をご一読の上お申込み下さい。
PLACE

盛岡劇場 メインホール

岩手県盛岡市松尾町3番1号

アクセス
TO-MA ( FLY DIGGERZ )

・2017年 Double Dutch Delight Japan 2017 優勝
・2017年 American Double Dutch League 国際大会 2017 優勝
・2017年 NDDL「Holiday Classic」準優勝
・2019年 World Jump Rope Championships 2019 全カテゴリー男子 総合優勝
・2021年,2022年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 優勝
TASUKU ( fish or beef, or me )

・2017年 Double Dutch Delight East 2017 準優勝
・2019年 Double Dutch Delight East 2019 一般部門 優勝
・2021年 THE GOLD - king of double dutch - バトル部門優勝
・2021年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2021 準優勝
・2021年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2021 第3位
Yu-TA ( 刹那 / fish or beef, or me )

・2018年 Double Dutch Delight North 2018オープン部門 優勝
・2018年 Double Dutch Delight Japan 2018オープン部門 出場
・2019年 Double Dutch Delight North 2019オープン部門 優勝
・2019年 Double Dutch Delight 2019 【 NDDL選考映像審査 】 オープン部門 3位
・2019年 NDDL 「Holiday Classic」 優勝
RUMI ( 刹那 / fish or beef, or me )

・2018年 Double Dutch Delight North 2018オープン部門 優勝
・2018年 Double Dutch Delight Japan2018オープン部門 出場
・2019年 Double Dutch Delight North 2019オープン部門 優勝
・2019年 Double Dutch Delight 2019 NDDL選考映像審査オープン部門 3位
・2019年 NDDL 「Holiday Classic」 優勝
DD.K-ta ( BeeWorker / Dye you in my hue )

・2013年, 2014年, 2016年 DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2013,2014,2016出場
・2019年 Double Dutch Delight East 2019 優勝
・2020年 DOUBLE DUTCH CONTEST JAPAN 2020 5位
・2021年-2023年 DOUBLE DUTCH ONE’S FINAL - TURNER
KENGO ( REG☆STYLE/FLY DIGGERZ )

世界最高峰のサーカス「シルク・ドゥ・ソレイユ」出演の実績を持ち、プロチームを兼任し前線を走り続ける。
グローバルCM『Apple Air Pods”Jump”』主演、DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2021,2022では二連覇を果たし勢いが止まらない!!
今回もMCを通してハッピーを届けてくれる彼のトークをお楽しみに!!